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デジタルパーマの失敗。カールが強くかかり過ぎてしまった時の対処法【美容師アシスタント 経験談】

こんにちは、ケイスケです。

 

今回は、僕がデジパをかけてカールを強くかけ過ぎた時の体験について書いていきます!

 

皆さんは、デジタルパーマで失敗されたことはありますか? かかり過ぎたり、逆にかからなかったり、かかったけど髪の毛がチリチリになってしまったりなど、色んなことがあると思います!

 

僕なりに、その時体験した思いや、こうしておけばよかったことなどの説明を詳しく解説したので参考にて見てください。

 

デジタルパーマでかかり過ぎた

美容師アシスタント3年目でデジタルパーマのモデルを自分で呼んでパーマをかけた時の話です。

 

モデルさんとのカウンセリングで髪の毛の履歴について聞きました。

 

しかし、細かく聞かずにカラーやパーマの履歴を簡単に聞いて施術に入ったのが失敗でした。

 

事前に、モデルさんに用意してもらっていたイメージは毛先を中心にワンカールもしくはSとCの間ぐらいで設定しました。

 

巻くのが苦手なので乾かした時にカールが軽く出るぐらいのイメージで自分なりにダメージ具合やカールに対してのロットの選定などを考え、パーマを始めていきます。

 

1剤を塗布し、軟化をさせました。

 

しかし、軟化の状態をチェックしたらかなり軟化をしている状態に気づき、

 

ケイスケ
えっ!?思ったより軟化してるぞ?!

 

通常、軟化をし過ぎてる時は1液を流す際や流す前にダメージ補修などをして見た目に反映させないようにします。

 

しかし、処理剤の知識があまりなくそのまま流し次の行程の当初考えていたロットの太さで巻いてしまいました。

 

実際は、軟化の状態を見てからロットを選定し巻きました。

 

この時はその余裕はなくしっかり巻き終え加温に入ってしまいました。

 

この時も時間の設定を長く設定してしまい毛髪に過度の熱を与えてしまったのです。

 

ロットを外した時大体は、ベル●イユのバラのような縦巻きクルクルカールになります。

 

この時はかかり過ぎたかどうか分かりにくい状態でした。

 

そのまま、2剤を塗布し薬液を流しタオルドライした時に、ビックリするぐらいカールがかかっていたのを驚愕したの覚えています。

 

モデルさんも鏡を見て、

 

モデル
えっ? かかりすぎじゃない?

 

と、なりました。

 

ですが「一度乾かし、様子を見てもいいですか?」とコチラからお願いしました。

 

すぐにドライヤーで乾かしましたがやはりカールがかかり過ぎてしまい仕上がりはカールが強くボリューミーなスタイルに…

 

仕上がりを見てお客様は笑ってくれていましたが、流石にこのまま返せないなと思いやり直すことにしました。

 

やり直しをしている最中にもう一度毛髪の履歴を詳しく聞きました。

 

カラーは毎回毛先までカラー剤を塗布し1年前にパーマをかけていたことも知りました。

 

中間から毛先はかなりダメージしている状態で一見綺麗に見えていましたがアイロンを来る前にしてきていたらしく真っ直ぐで艶感のある状態になって見えていたので、聞くまで分からなかったのです。

 

無事、モデルさんを仕上げたのですがスタイリストに報告する際に、一連の流れを説明した後に、

 

スタイリスト A
今回はうまくいったけど、次はないからしっかりカウンセリングと臨機応変に対応できるよう勉強しとくこと!

 

と言われ毛髪に対する意識の甘さを痛感した日でした。

 

仕上がりはこんな感じでした。

 

 

 

今回の経験で学んだ自分なりの対処法やポイントになります!

 

 

かかり過ぎた時の対処(1剤をつけてすぐに流す!)

もし、パーマがかかり過ぎた時は、1剤を塗布し、再度軟化させるとパーマは伸びます!

 

これは、コールドパーマ(水パーマ)同様で、薬剤は、縮毛矯正で使うクリームタイプの薬液をオススメ!

 

※ 水性タイプでも軟化はしますが、液ダレしやすいので余分にお薬が付きやすくなるのであまりオススメしない。

 

薬剤を塗布したら、あまり時間を置かないこと!

 

先程も説明しましたが、起きすぎるとダメージに繋がりパーマが伸びるどころか毛髪がボロボロになって最悪の場合切れる可能性が出てきます!

 

なので、薬剤選定も一番軟化が弱いモノ、もしくは、コスメ系の薬剤をオススメ

 

トリートメントは必ずしてください! パーマの直しは薬剤を再塗布し、ケラチン結合をまた切ることになるので、 

結合を切るたびに薬剤が毛髪内を浸透させるので必ず補修をしてあげてください!

 

 

注意するポイント

デジタルパーマをする上で、大きく2つポイントを抑えておくと良いと僕は考えます。

 

 

ポイント

事前のカウンセリング

前処理と薬剤の処理方法

 

事前のカウンセリング

カウンセリングは必ずすると思いますが、適当にカウンセリングしていると僕みたいな事件が起きることがあります。

いくつか、カウンセリングする時に聞く内容をまとめがコチラ↓

 

チェックリスト

  • カラーで明るくしたり暗くしたりしたことがあるか
  • パーマの履歴があり、コールドなのかホット系なのか
  • 今までにパーマをかけてかかりやすいもしくはかかりにくいなど言われたことがあるか
  • 来店する前にアイロンでクセを伸ばしたりしてないか

この質問は、デジパに限らずですが、聞いておくとすごく役立った質問なので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

前処理と薬剤処理方法

前処理には、薬液をつける前の処理剤だったり薬液に混合することで軟化時のダメージや熱を加えるときに発生するダメージなどを少しでも軽減することで綺麗な仕上がりに繋がります!

 

ディーラーの方にデジパに最適な処理剤を聞いてみたり、自身で探してみるのもオススメ!

 

僕が、今注目しているの処理剤はレブリン酸です。

 

この成分は毛髪内部の水素結合を促し、結合水を増やすことで髪を保湿する成分になります。

 

ですので1剤を流すときにお湯で流す前にレブリン酸をかけてしっかり補修させてから流すことで髪の水分を残しダメージを軽減してくれる働きがあるのが特徴です!

 

薬剤の処理方法ですが、1剤を流した後にシャンプーをオススメします! しっかり薬剤を流すことで薬剤残留によるダメージを防ぐことや、キューティクルが締まるという効果もあります。ですので、薬剤を流す時間も短縮できて一石三鳥!

 

以上が、僕がデジタルパーマで抑えるポイントでした。

 

他の記事も書いているのでチェックしてみてください。

 

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