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バレイヤージュについて現役美容師が詳しく解説!

こんにちは、ケイスケです。

 

今回はバレイヤージュについて解説していきたいと思います!

インスタでよく#バレイヤージュや#外国人カラーなどのハッシュタグなどで見かけますが実際にどういうのがバレイヤージュなんですか?と聞かれたことがありました。

なのでバレイヤージュについて詳しく解説していきたいと思います!

 

バレイヤージュとは?

 

バレイヤージュとは、フランス語で ”ほうきで掃く” という意味からきていると言われています。

 

根本は暗く毛先に向かって明るくなっているヘアカラースタイルになります。

 

明るい髪の毛の部分と暗い髪の毛の部分がランダムに見えて明暗のハッキリとするのが特徴です。

 

 

バレイヤージュとウィービングとの違いと特徴

バレイヤージュの特徴

大きく太めに入れたハイライトをランダムに入れて、明暗をハッキリだして毛先にかけて明かるのが特徴

 

 

ハイライトの特徴

細かい明るい線画が入ったスタイル。根本から毛先にかけて色が一定の明るさで抜けている。明暗がハッキリ出るスタイルというより暗い部分が多くボヤッとした雰囲気のカラースタイル。

※ 線の太さでハッキリとした印象にもなるスタイルです。

二つの画像を見比べてみるとわかるようにブリーチの線太さや色の表現の仕方に差が出ているのがわかると思います。

 

 

バレイヤージュの注意点

 

バレイヤージュはカラーの中でも髪質や状態によって失敗したり思ったような色にならなかったりとリスクを伴う施術です。

 

なので、綺麗にバレイヤージュになるための注意点をピックアップしていきたいと思います。

 

バレイヤージュはリタッチできません!!

ランダムなデザインのためリタッチ(根本染めて色を繋げること)ができません。 あと、これは個人的な意見にはなりますがバレイヤージュやハイライトなどのカラー施術はその施術を行なった美容師に任せることをオススメします。

 

バレイヤージュなどは特に美容師さんのカラーデザインが出るので前の人と同じようにバレイヤージュを別の美容師さんに頼むと同じデザインにならないことが大半です。

 

なので、一度気に入って同じようにカラーデザインを頼む時は同じ担当者を選択することをオススメします!

 

バレイヤージュに向かない髪の状態

縮毛矯正の履歴がある

ブリーチの際に髪を明るくするのが難しくなり、色を入れるとなる暗くなりやすい髪質になっているためカラーコントロールが難しい。

 

ハイライトの履歴がある

髪のダメージ具合が均一でないのでブリーチをした時に髪が溶けて切れてします可能性があるため。

 

黒染め履歴がある

ブリーチの時にカラーのムラになるため。

 

デジパなどのホット系パーマの施術の履歴がある

髪がタンパク変性※を起こしているため、明度が上がらずカラーが濁りやすい。

 

 

※タンパク変性熱や酸、圧力等によって、タンパク質分子の立体構造が変化して、見た目や性質が変わること

 

以上の条件が一つでも揃っている髪の状態の方は要注意でなります。なお、美容師側の人もこの項目などを再度カウンセリングの際に確認してお客様との相違がないように注意してもらうと施術がスムーズにいくのでぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。

 

 

※ただ、これはあくまでも例なので髪の状態やデザインによっては可能な時もありますがよくカウンセリングし注意してください。

 

 

まとめ

今回は、バレイヤージュについて解説していきました!

いかがでしたでしょうか?

最後に、今日のおさらいとしてまとめて見ていきたいと思います!

バレイヤージュのまとめ

バレイヤージュとは?

根本は暗く毛先に向かって明るくなっているヘアカラースタイルになり明るい髪の毛の部分と暗い髪の毛の部分がランダムに見えて明暗のハッキリとするのが特徴です。

由来はフランス語で”ほうきで掃く”というところからきています。

 

バレイヤージュとハイライトの違いと特徴

明暗がハッキリ出ていたり線の太さなどで表現方法が変わる。

バレイヤージュの特徴 … 明暗をハッキリだして毛先にかけて明かるのが特徴。

ハイライトの特徴 … 明暗がハッキリ出るスタイルというより暗い部分が多くボヤッとした雰囲気が特徴。

 

バレイヤージュの注意点

リタッチはできない!

 

バレイヤージュに向かない髪の状態

縮毛矯正の履歴がある

ハイライトの履歴がある

黒染めの履歴がある

ホット系パーマの履歴がある

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ブリーチについて書いた記事もあるのでご覧ください

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