自己紹介

カラーで失敗して学んだこと【美容師2年目アシスタント】

今回は、僕の美容師アシスタント時代に起きた失敗談を書いていこうと思います!

 

失敗して失ったものや、そこから自分で得ようとしたものなど、これから、美容師アシスタントを経験する方に何か一つでも参考になれば嬉しいです!

 

 

アシスタント2年目のある日

お店に働き始めて、約2年ぐらい経とうしていた頃の話です。

 

美容師アシスタント2年で大体の施術を任せられるようになりました。

 

カラーのことは、ある程度勉強して、パーマの巻き方も何種類か覚えて、ドライも入らせてもらっていました。

 

ある日、いつも月1でご来店している、お客様のヘルプを入りました。

 

お客様のメニューとしては、

 

カット 

カラー(リタッチ) 

トリートメント

 

 

でした。 

 

今回、どういう風にするかをカウンセリングを離れから聞いてました。

 

そしたら、メニューがいつもの違い、フルカラーで髪に色を入れたいという内容でした。

 

この時、僕の中で工程はこの二つ考えていました。

 

一回の薬剤の塗布で髪色を仕上げる方法

 

一度、髪を脱色してからその薬剤を流し、リフトされた状態の髪に再度カラー剤を塗布する方法

 

この方法でいくのかなと考えていました。

 

カットも終わり、いざカラーに入ろうとした時に、ヘアスタイリスト出された指示はこうでした。

 

”明るいカラーで、一度脱色してから、その上から濃いカラー剤で色を入れる”

 

これを聞いて、一瞬何を言っているかわからず、困惑していると。

 

スタイリスト A
お前大丈夫か? 

 

って言われたのを覚えています。笑

 

単純に考えて、一度のカラー剤で色を仕上げる工程なので、シャンプーする工程が一つ減る時短を目的とした施術工程でした。

 

ただ、僕は今まで、カラーの施術で臨機応変に対応したことがほぼなく、気持ちがテンパってしまい、指示の内容を理解出来ずにいました。

 

 

イレギュラーな施術工程

この時、イレギュラーな対応と、初めてのカラー工程に気持ちが焦ってしまいました。

 

頭の中で、指示された工程をイメージしたのは良かったのですが、いざ施術に入った時に、

 

ケイスケ
どのタイミングこの薬剤を塗布するのかを忘れた!

 

 

ヘアスタイリストは、他のお客様の対応に追われていて、途中から、工程を聞き直すことができませんでした。

 

これも、大きな失敗の要因の一つでした。

 

この時思ったのは、

 

ケイスケ
自分の知識を絞ってやればできる!

 

そう思い、自分の思っている方法でいけばなると思い、カラーを塗布し、時間を置いていました。

 

一度、途中経過をチェックするとヘアスタイリストに事前に言われていたので、時間が来た時に、ヘアスタイリストにチェックをお願いしに行きました。

 

ヘアスタイリストがチェックするや否や、急に、

 

スタイリスト A
え?このタイミングでここを塗ったの?!

 

と言われ、指示した工程が間違っていることに気づき、スタイリストが激怒しました。

 

そこからは、大変でした。

 

お客様のフォローをヘアスタイリストが直接入り、別のお客様の対応がストップしました。

 

僕は、横でフォローをしていることを眺めていることしかできなくて、担当ヘアスタイリストが僕から別のアシスタントにチェンジして、完全に蚊帳の外の状態でした。

 

せめてと思い、別の美容師アシスタントのヘルプに入ろうと思って何か手伝えることはないか聞くと、

 

アシスタント A
もう大丈夫。

 

その一言でヘルプはいらないと言われました。

 

それからは、離れて対応している工程を見ているだけでした。

 

そのお客様が帰られる際に、そこからは担当することができなかったので、仕上がりを遠くから見たら綺麗に染まっていて安堵しました。

 

ただ、その日を境にいつも担当していたヘアスタイリストのヘルプに入ることは当分ありませんでした。

 

 

信頼を失う

大体、3ヶ月くらいは、まともに仕事を任せられることはありませんでした。

 

他のヘアスタイリストも、その現場を見ていたので、一気にみんなの信頼を失っていました。

 

完全に信頼は戻らない

 

失敗をしない人はいませんが、一度失った信頼は2度と戻りません。

 

その時に気づいたのは、信頼を取り戻すことも大事ですが、まず自分ができるだけ失敗しないように心掛けることが大事だと感じます。

 

 

失敗しない為には

僕が、その時から失敗しないように気をつけるように心がけたことがあります。

 

わからないことは

ちゃんと理解するまで聞く

 

 

当たり前のように思いますが、意外と忙しい時や、一度聞いてわかったように感じたりして聞き返すことをしない人が多いと思います。

 

何度も聞くと、迷惑がられたり、怒られることが多いと思いますが、聞くようにしてからは、大きな失敗っていうのは無くなりました。

 

ヘアスタイリストになっても、必ず、お客様とのカウンセリング時には何度も確認し、お客様のなりたいイメージを理解することでお客様も自分も安心して施術入ることができています。

 

僕の場合は、同じことを何度も聞きすぎて、

 

スタイリスト A
鈴○奈○みたいだな!

 

と、言われていました。笑

 

ただ、これは、僕の環境が恵まれていたこそできたのかもしれません。

 

実際は、それに対応してくれるヘアスタイリストは多くありません。

 

なので、

 

メモを取ることもオススメします。



 

メモを取るときのコツ

ここで、僕がわかりやすくメモが取れるように心掛けていた3つのポイントを伝えます!

 

3つのポイント

  • カラー剤の種類をイニシャルで省略して書く。
  • 施術の内容をイニシャルにする。
  • 工程を展開図にする。

 

以上の3つになります!

 

カラー剤の種類を省略して書く。

 

これは、字を短縮して書くことで早く書き留めができるようになります。

例えば、

アディクシーのサファイアの7とイルミナのオーキッドの7を1:1でオキシを4.5%で1:2の割合で。

 

という、指示があった場合は、

 

ADのSa7とILのOr7を1:1  OX4.5%  C1:X2

 

と頭文字をイニシャルにして短くすることで、早く書き留めができます。

カラー剤の頭文字や名前を把握してないとできませんが、カラー剤の名前を記憶することはとても大事なので覚えてください!

 

※ 省略した詳細

  AD… アディクシー Addicthy color(カラーブランド) 

  Sa… サファイア Sapphire(カラー剤名)  

  7… 色のトーンレベル

  IL… イルミナ ILLUMINA COLOR(カラーブランド)

  Or… オーキッド ORCHID(カラー剤名)

  1:1 … 薬剤の割合

  OX … 2液(過酸化水素剤)

  C1 … 1剤の割合数  

  例)1液2液を合わせて合計100g作る場合、1:1の割合だと50g:50gになる。

  X2 … 2剤(OX)の割合数  

  例)1液2液を合わせて合計100g作る場合、1:2の割合だと33.5g:66.5gになる。

上から下の順。

 

施術の内容をイニシャルにする。

 

先程も紹介しましたが、施術の内容もイニシャルで略することをオススメします!

例えば

シャンプー SH

トリートメント TR

カット  Cut

カラー C

パーマ  P

ストレート(縮毛矯正)  ST

ドライ  D

など、これは、あくまでも例ですが、わかりやすくイニシャルにすることで自分のメモを見返したときにわかりやすいと思います。

ただ、薬剤もイニシャルにしているので、英語ではなく、カタカナの頭文字を取るのもオススメです!

 

工程を展開図にする。

工程をフロート図にするとわかりやすくなります。

例えば

SHする

Cutする(大体10分から15分)

C(カラー)をする(リタッチ 白髪染め 薬剤の履歴から薬剤名を記載 G7単品) 等

塗布後、20分後にチェック。その後、SHとTR

Dまで。

という風に、工程を書いていくと流れが掴みやすくなってきます!

 

 

ポイントはあくまで、僕がしてきて合っていたことなので、これ以外でもっと自分に合った方法がありますので、これを参考程度に見てもらえるといいと思います!

 

 

どんなすごい美容師でも、大小関わらず失敗をした美容師はいないと思います!(多分)

 

 

失敗した先にどれだけのことを得るかによって今後の美容師人生が変わってくると僕は思うので、失敗は良くないけど、必ず自分の成長に繋がっていると僕は信じているので、失敗を恐れず、お仕事して欲しいと思っています!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

他にも、美容に関する記事を書いているのでぜひチェックしてみてください!

関連記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-自己紹介